介護職は、他の職種では味わえない貴重な体験や、やりがいを感じることができる仕事です。
仕事を通じて、日常生活を送ることが難しい利用者が自立した生活を送れるように手助けをします。
利用者の食事や入浴、排泄の介助や衣服の着脱などの身体介護が主な業務内容で、その多くが体力仕事です。
慣れるまでは体力的に辛く、掃除や買い物、調理などの生活援助も行うため、利用者に一日中付き添うこともあります。
現在介護士として活躍している人の中には、介護業界ならではの悩みを抱えている人がいます。
介護職は利用者を抱える機会が多く、腰痛になる人が多いです。
腰痛については上手く回避できるコツがあります。
正しい方法を身につけることで腰痛を避けられますので、中高年でも十分働ける仕事です。
年齢に応じて夜勤のない事業所に転職することもできますので、うまく働けると長く続けられます。
長く続けるとキャリアアップもでき、大きなやりがいを感じられることでしょう。
介護の仕事では、ときに、長い時間一緒にいる利用者との間に溝ができることもあります。
感謝されたいという思いで介護職になったけれど、実際は理想と違ったというケースは割と多く見られます。
お礼の言葉をもらうことも多いのでやりがいを感じますが、やはり仕事だから当たり前だと言われることもあります。
介護職は感謝されるものだと思って目指すのではなく、利用者の役に立ちたいという思いを持つことで、理想と現実のギャップを無くすことができるでしょう。
職場の人間関係も問題となっていますが、これについてはどの職種でもあることです。
可能であれば就職活動の時に施設を見学し、職場環境を確認してみるのもおすすめだといえます。